建設組合について |
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「永山ハウス(仮称)」の主役は、そこに居住される方々です。このプロジェクトの企画に賛同していただいたメンバーによって結成された建設組合が主体となって、建物のコンセプトや設計および工事に関する契約を行います。その前段階として8月に『永山ハウス(仮称)建設準備組合』が結成され、コーディネーターと多摩ニュータウン・まちづくり専門家会議のサポートのもと、本募集活動の主体として役割を担っています。
今後、「永山ハウス(仮称)」の建設に必要な参加者がそろった段階で建設組合へ移行し、土地購入をはじめとして建物設計に取りかかり、竣工・入居を目指します。
建設組合を設立し自分たちの住まいをつくる手法は一般的にコーポラティブ方式と呼ばれ、その住宅のことを『コーポラティブ住宅』と称されます。コーポラティブ住宅とは、そこに住みたい人々が集まって、建設組合をつくり、土地購入に関する契約をし、設計・工事を発注する「手づくり」の住宅建設方式です。希望通りの設計・間取りを実現できるうえ、販売経費が抑えられているため、適正な価格で住まいが得られます。
その一方で、ひとつひとつ相談しながらつくりあげるため、一般的なマンションの販売と比較すると「手間と時間」がかかるという面もありますが、それを上回るメリットのある住まいづくりと言えます。
平成16年2月から説明会・勉強会を重ね、建設組合を設立しました。『たま・まちせん』の協力のもと、もっと仲間を増やしたいと思っています。
個人的な思いとなりますが、現在、エレベーターのない公団分譲団地の4階に住んでおり、将来の事を考えると、いつかは引っ越しをしなければ…と考えていました。しかしながら、一般の分譲マンションはピッタリなものがなく、なかなか踏み切れないのが実状でした。
この「永山ハウス(仮称)」のプロジェクトは住宅だけでなく、1階にその地域に役立つ医療・福祉施設などの入居を予定しており、一個人の住まいつくるという目的だけでなく、地域社会とのつながりがある住まいができるという期待を持って参加しました。
何ぶん、参加者が集まらないとはじまらないプロジェクトであり、永山駅から徒歩3分という利便性の高い土地に、理想の住まいができるとともに、安心・安全なコミュニティがつくられる機会ですので、一人でも多くの人に参加して欲しいと思っております。
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