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多摩ニュータウン再生マニュアル

多摩ニュータウン再生マニュアル(秋元孝夫 著)
PDF版・無償配布中(2015.12.1)

 NPO法人 多摩ニュータウン・まちづくり専門家会議では、2005年に「まちせんBook」第一弾として『ニュータウンの未来〜多摩ニュータウンからのメッセージ』、それに続く第二弾の『ニュータウン再生』を発行いたしましたが、いずれも品切れとなっています。
 そこで、今般の社会情勢変化などを加味した新しい指南書を発行することになり、ここに『多摩ニュータウン再生マニュアル』を無償で公開いたします。

内容的には未だ粗い部分もありますが、ニュータウンの活性化のヒントとなれば幸いです。


本マニュアル作りについては、地域の専門家に依る知見をベースに、毎月の定例会を集積した貴重なコメントを得た情報に基づき。またメーリングリストを通じても議論に参加していただき広く情報交換を進められた結果をベースとして、市民ベースの多摩ニュータウン再生マニュアルづくりが必要であることを改めて理解した次第である。そこでこれまでの具体的なマニュアル作りについての議論を受けて、多摩ニュータウン地域全体に及ぶ総合的な再生マニュアルを構築しようとするもので、こうした市民版指南書の取り組みを通じて、全国のニュータウン活性化の基軸の書となればと考えるものである。(「はじめに」より)

多摩ニュータウン再生マニュアル(A4版・76ページ)

<目 次>

はじめに
 「マニュアルづくり」を前提にした「指針づくり」
 「本マニュアル」のポジション
 本事業の展開について
 まちづくりビジョンへの展開
 出版に向けて

I.多摩ニュータウン活用指針のねらい
 1.多摩ニュータウン活用指針策定の目的
 2.多摩ニュータウンの土地利用の再編の考え方
 3.公的賃貸団地の再編指針
 4.分譲団地及びマンションのストック活用
 5.NPOなどの住まいづくりの活動指針
 6.「指南書」策定に関する課題

II.多摩ニュータウン活用指針作成の構想
 1.切り口の議論
 2.多摩ニュータウンの捉え方原則
 3.まちづくりの要素展開
 4.専門性の区分
 5.ロードマップ
 6.資金調達と利用料
 7.出版について
 8.著作権などの扱い

III.多摩ニュータウンの人口推移
 1.住民基本台帳による推移調査
 2.将来人口の推移
 3.公的賃貸住宅の空き家状況
 4.人口推移の変化要因
 5.行政サービスの極意
 6.日本の人口推移と多摩ニュータウン
 7.東日本大震災に寄せて

IV.多摩ニュータウンのコミュニティ
 1.コミュニティ単位のあり方
 2.開発方法別のコミュニティ
 3.団地別のコミュニティ
 4.近隣センターのコミュニティ
 5.高齢者のコミュニティ意識
 6.区分所有者のコミュニティ
 7.戸建て住宅のコミュニティ

V.多摩ニュータウンの経済
 1.多摩ニュータウンの経済基盤
 2.東京の経済はどうなるか
 3.全国に広がる基幹都市
 4.多摩ニュータウンを活かすには
 5.産業振興の未来
 6.多摩ニュータウン周辺地区との関わり
 7.交通計画の再編
 8.投資組合の設立へ

VI.多摩ニュータウンのエネルギー戦略
 1.エネルギー戦略の今後
 2.多摩ニュータウンの供給処理施設
 3.再生可能エネルギー利用の可能性
 4.既存施設利用
 5.環境教育と啓発活動
 6.省エネ技術と普及促進

VII.多摩ニュータウンの総合研究所構想
 1.総合研究所設立の目的
 2.情報共有の必要
 3.統括マネジメントの役割
 4.個別自治体の立場と役割
 5.市民参加の仕組み
 6.社会的な位置づけに向けて
 7.組織の将来像
 8.各種事業資金について

VIII.近隣センターと公共施設の活用
 1. 近隣施設として計画された施設
 2.既存近隣センターの役割
 3.廃校の役割と活用
 4.既存公園緑地の活用
 5.道路、街路などの活用
 6.その他の公共施設の活用
 7.求められる施設のかたち

IX.公的賃貸住宅の活用と再生への考え方
 1.ニュータウンの定義
 2.日本の「ニュータウン」開発の歴史
 3.日本のニュータウン開発の概観
 4.公的ニュータウン開発
 5.ニュータウンを分類する
  ●ニュータウン開発を時代で区分
  ●ニュータウン開発を土地利用で区分
 6.ニュータウン再生メニュー
 7.役立つ再生マニュアル作りを目指して

XI.市民による住まいづくり
 1.コーポラティブ住宅の取り組み
 2.コレクティブ住宅へのステップ
 3.市民による住まい作りの取り組み

XII.修復型都市再生の技法
 1.分譲団地の再生への取り組み
  ●諏訪二丁目住宅の建て替え事業
  ●ホームタウン南大沢団地の外断熱改修事業
  ●グリーンメゾン鶴牧3の電線類地中化事業
 2.公的賃貸住宅の再生への提案
  ●耐震補強困難な高層棟の建替にコーポラティブ住宅
  ●都営住宅から市営住宅へ
 3.近隣センターの再生への指針
 4.駅前再生整備の方向性
 5.多摩ニュータウン経営再生へのビジョン
 6.多摩ニュータウンの未来像

XIII.多摩ニュータウン地域の再生と再編
 1.ハードの再生とソフトの再編
 2.ソフトの再編
 3.ハードの再生
 4.多摩ニュータウン地域という捉え方
 5.ガバナンスの構築
 6.市民の役割とコミュニティビジネスの展開

XIV.高齢化と居住福祉
 1.高齢化と高齢者の居場所
 2.高齢者の移動
 3.地場産業としての高齢者対応ビジネス
 4.人材発掘と役割分担
 5.福祉の現場づくり
 6.高齢者や障害者が真ん中の社会

<著者紹介>
秋元孝夫
(あきもと たかお)
1949年生まれ
香川県出身
東京電機大学建築学科卒業
一級建築士、技術士(都市及び地方計画)
(有)秋元建築研究所 代表
特定非営利活動法人 多摩ニュータウン・まちづくり専門家会議 副理事長

<主な著書>
実践コミュニティビジネス(共著、中央大学出版部、2003年)
ニュータウンの未来(NPO多摩ニュータウン・まちづくり専門家会議、2005年)
ニュータウン再生(NPO多摩ニュータウン・まちづくり専門家会議、2007年)

本書に関するお問い合わせは info@machisen.netまでお願いいたします